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我々の言う『赤』は本当に赤色か.常識とは何か.

今日の講義で色の話があったので以下のようなことをふと考えてしまった.

赤色とはなんだろう.

今日,帰宅時(自転車を運転している時),信号の赤が灯火された時に『私が見えている“赤”と周りが認識している“赤”』が本当に一致しているのかと疑問になったからである.赤色は波長λが他の可視光(青や,緑)よりも長く,持っているエネルギーは他と比べて小さい.
赤色の波長は640~770 nmである.これが科学で定義されている赤である.
光のエネルギーは高校の物理で習ったと思うが,E=hν=hc/λで,波長に反比例する.(h:プランク定数,c:光速,ν;光の振動数)νニューと読む.
これもさまざまな実験から得られることができる.赤色という言葉と,実際の波長やエネルギーの値は皆一致している.(はずである.)

私からみる赤色

まぁ,身近でいえば,『血』である.血は赤血球が含まれていることから赤色に見える.(だったはず.)しかし,実際はその色が私の言う青色かもしれない.皆が言う青色が,私の言う赤色である可能性を否定することができないと思った.
もし仮にそうだとしたら,実際の世の中はもっと別の世界になっている.しかし,その世の中を観測するのは人であるため,本当に客観的に評価する方法はないのだと思う.

結論

言葉の定義は恐ろしい.色とは限らず,常識となっていることを疑ってみると案外いい時間潰しになる.