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テストまで後数日.守破離の精神.

問題を解くときはいつも先生の言葉を思い出す.

いつも1年1学期でお世話になった,微分積分学1・線形代数学1のS.T先生の言葉を思い出す.
・問題を解くときは,誰が見てもわかるように書く.
守破離の精神を忘れずに.
・『教師になる』という自覚を持つ.

守破離の精神

これは,守る・破る・離れるの3つの語を順に書いた言葉である.何をそうするのか.それは“教え”である.

計算の途中式は省いてはいけない.定義は一文一句覚えよ.
私は,これらは自分のためでもあるが,同時に将来教える生徒のためだということも教わった.もし我々の甘い考えで少しでも省くとそれらを勘違いして理解しようとする生徒が現れるかもしれない.
そもそも,この何千年とある数学の歴史で生み出された定義や,定理の証明などは我々のアレンジするところではないのだ.ε-δ論法も我々の何倍も考えた先人が生み出した技であり,そこにさまざまな推敲が重ねられ今の形になっている.それらに私は変更を加えることはできない.だから,とりあえず,先生の方法を真似する.計算にしても,己の理解が及ぶまでは,先生の真似をする.これが『教えを守る』である

計算などは,そこから様々な方法が生み出されている.それをしっかりとした理解の土台のもと,先生の方法を変えていく.『教えを破る』

また,そこから己の流儀を作り出す.『教えから離れる』
勉学にしても何にしても,やはり守破離の精神は欠かせないと思う.
守破離の精神は私の一種のポリシーだ.