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他人の長所,自分の短所

他人の長所

 他人の長所を見つけることができる.これはある種の才能であると思う.他人の長所を見つけることによって何を得ることができるのか.私は自分自身の成長を得ることができると考えている.
 私の身の回りには,色々な意味での優秀な人間が多い.もちろん,勉学に才能のある者,スポーツの才能のある者,芸術の才能のある者,ゲームの才能のある者.そして,他人とのコミュニケーションに才能のある者.
 私には無い,私にとっての『長所』を備えている彼ら彼女らは,私にとって目標となる人々である.

他人の長所.具体的には,
・知人のMさんは,確固たる自分の意志を持ち,それをしっかりと相手に伝えること.遠慮せずに,モノを言える性格.それについて話し合い,最適解を発見できる.
・M.S君は,他人の話をよく聞き,それに対して必要に応じて自分の話をしながらしっかりと返答すること.話しやすい性格.信頼できる.
・Y.S君は,俯瞰的な視点から物事を評価し,それに対して自分の評価を比較し検討すること.そして自分磨き.ファッションセンス.
・K.H君は,まず自分がどう思うか伝える.そして相手の意見を聞き再度検討.最後に評価.バドミントンが得意.朝からの活動を重視.
・ハリーは,自分の知らないことに関しては,進められたことを常識の範囲で一回試してみる.そしてそれに対しての評価を行う.プラモデル大好き.手先が器用.
・K.R君は,自分を持ち,それと他との対比で自分または他人を評価.それにより自分の意見を評価する.自分の負けないと思う分野を徹底的に掘り下げる.(LaTeX

ここに挙げた例はほんの一部である.私と関わったことのある人の長所は全て記憶している.

他人の短所

 人間であるからには,必ず『短所』というものが存在する.しかし,他人に対してはその短所を短所と捉えず,『その人の個性』と捉えるのが私のポリシーだ.
短所を短所と捉えたところで,どうしようもないのである.自分には許せない短所がある人に対して,付き合わなければならない人間ももちろんいるし,そうでない人間もいる.
しかし,それを個性と捉えたらどうか.確かに人間十人十色だし,合う合わないはもちろんあるので,その個性に対して合わないと思えば,それなりの距離で付き合えば良い.しかし合わない人に対して,嫌悪感を抱くのではなく,単純に『自分とは合わないのだ』と思うことが重要である.言うまでもないが,その人の個性は私は理解できると思う人がいれば,とことん付き合っていくと良い.ただそれだけだ.人間関係で悩んでいる人がいたら,この考え方を取り入れてみてほしい.

自分の短所

 自分の短所を見つけ,自らを指摘するのはなかなか勇気がいる.それはある種自分を否定することであるからだ.しかし,この自分の短所を見つけなければ,自分自身を成長することとは程遠い.自分を知って初めて成長の第一歩になるのだ.
 他人の短所を見て,自分の優位性を示すことなど愚の骨頂.他人の長所を見て,自分に取り入れる.それくらいの気持ちで日頃のコミュニケーションを取れば,世界が変わると本気で思う.
 『山月記』という物語の中にあった,”虚栄心”・”自尊心”という言葉を聞いたことがあるだろうか.他人の長所を受け入れられず,自分の短所を受け入れられずにいる人は,この2つの心が強いのかもしれない.

一度,自分から離れ,自分を他人として見つめてみると良い.自分の唯一性と他人の素晴らしさに気づくだろう.



私は,過去に人間関係で相当悩んだことがあり,これらの方法で解決した.今日,M.S君と話してこのことを思い出したので,ブログに綴った.